部門紹介|福渡病院 岡山市北区建部町
看護科
【外来】
外来は最初に患者さんを受け入れる場所でもあり、病院の医療や看護の質を印象付ける大切な部署で患者さんへの対応、接遇が重要となってきます。また、診療が円滑に行えるためにも患者さんの状態を瞬時に把握することやニーズに応えるための迅速な判断が求められます。
具体的な業務としては、救急患者さんへの対応をはじめ、外来診療介助、検査介助、処置、在宅介護でのケアサポート、退院後の継続看護などが中心となります。また、24時間の対応になるため、夕方から翌朝までの当直体制をとり、救急受診される患者さんや電話での相談にも対応しています。
【病棟】
当病棟は急性期疾患に加え、高齢の慢性疾患の方も多く、私たちは「目くばり・気くばり・思いやり」と笑顔で、患者さんの立場に立ち、多職種や地域と連携をとりながら、安心・安全な入院生活が送れるよう看護させていただいています。そして、専門的知識の向上を目指し、院内外の研修会への参加や、定期的に勉強会を行い、質の高い看護を提供できるように頑張っています。
【地域包括ケア病床(20床)】
地域包括ケア病床とは、主に急性期医療を経過し病状が安定した患者さんや、在宅などで症状が急性増悪した患者さんを受入れ、リハビリや退院支援などの医療を効率的効果的に提供する在宅復帰支援のための病床です。
- 対象の患者さん
-
- 入院治療により症状は改善したが、在宅に戻るにはもう少し治療継続が必要な方
- 入院治療により症状が安定し、自宅復帰に向けてのリハビリテーションが必要な方
- 在宅での療養準備が必要な方など
- 入院期間
-
個々の患者さんの状況により入院期間は異なりますが、入院限度日数は60日と決められており、入院後60日以内での退院が原則となります。
- 入院費
-
入院費用は、包括診療となり、保険に定められた定額の支払いをしていただきます。リハビリテーション料・投薬料・簡単な処置、検査料、画像診断料などが含まれます。ただし、病衣・おむつ代等保険診療以外のものや食事代は含まれません。
薬剤部
薬剤部では、薬剤師2名、薬剤助手1名で薬局業務を行っています。主な業務としては、調剤業務、注射薬業務、医薬品管理業務、医薬品情報の提供などを行っています。これらの業務を通じ、患者さんが安心して薬物治療を受けていただけるようスタッフ一同、これからも努力していきます。
臨床検査科
臨床検査科は臨床検査技師3名で検体検査(生化学、血液、尿、輸血関連等)と生理機能検査(心電図、超音波、呼吸機能、血圧脈波等)の業務を行っております。日々の内部精度管理と、定期的に外部精度管理に参加し、患者さんに安心して検査を受けて頂けるよう努めております。さらに、患者さんにとって身近な検査室になるために、採血業務や一般的な検査説明も行っています。検査内容や検査結果についてわからないことがあるときには、お気軽にお問合せください。
放射線科
放射線科は、画像診断に関する検査をしています。当病院では、CT撮影、一般撮影、造影剤を用いた造影撮影、透視を用いた検査や治療、骨密度測定検査等を行っています。当病院の放射線検査装置は全てデジタル方式化され、CT撮影等の検査画像は各診察室の液晶モニター画面で表示出来るようになっており、検査終了後即座に医師による読影が行える体制を整えています。
当病院の放射線科は、他の病院、医院とのより良い協力関係を築くことにより、病病連携、病診連携を進め、患者さんの効率良い治療と負担軽減を目指しています。
【放射線検査装置の紹介】
●CT撮影装置
64列128スライスCT装置を導入しています。以前の16列CT装置に比べ、被ばく線量を低減し、さらに高画質化しています。また3次元画像による診断も行っています。
●一般撮影装置
被ばく低減機構を搭載したデジタル式一般撮影装置を導入しています。従来型の装置に比べ、被ばく線量を低減し、さらに高画質化しています。
●透視撮影装置
デジタル式X線テレビ装置を導入しています。従来型のフイルム式X線テレビ装置に比べ、被ばく線量を低減し、さらに高画質化しています。
●骨密度測定装置
骨粗鬆症の診断を目的とした、前腕骨を測定するタイプの骨密度測定装置を導入しています。椅子に座って楽に検査が受けられます。
その他に、病室等で使用するポータブル撮影装置や、手術室で使用する外科用透視装置を備えています。
リハビリテーション科
理学療法士4名と作業療法士1名で主に骨折後の後療法・腰痛症などの整形外科疾患や脳卒中後遺症などの脳神経疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの呼吸器疾患を対象に機能改善のための運動療法や疼痛緩和のための物理療法を行います。また、必要に応じて補装具の使用、家屋改修、介護用品などの助言や指導などを行い、社会生活復帰への援助させていただきます。
栄養科
入院中の食事は治療の一環であるとともに、患者さんにとって関心事のひとつであると思います。栄養科ではおいしく食べていただくために、食事の形態や量などを細かく調整し、提供しています。
また、外来受診時に、管理栄養士による栄養相談も行っていますのでご利用ください。
事務局
受付は病院の顔ともいわれ、皆さんと最初に接する窓口です。
現在、事務長以下11名で医療事務や施設等管理業務のほか一部事務組合の事務など幅広い業務を扱っています。来院された皆さんが気持ちよく心やすらげる空間になるよう、また不安を抱えてお越しになる患者さんのお力に少しでもなれるよう、笑顔で心のこもったサービスを心がけています。院内で分からないことや困ったことがありましたら気軽にご相談ください。
「地域のみなさまから安心と信頼を得られること」を目標に日々、努力します。
地域医療連携室
患者さんやご家族が住み慣れた地域で安心して暮らしていただくための地域医療連携室を簡単にご紹介いたします。
Q | 地域医療連携室ってなに? |
A | 患者さんやご家族の不安や困りごとなどの相談に応じ、一緒に考え解決にむけてのお手伝いをさせていただくところです。 相談内容によっては、主治医をはじめ、地域の診療所や保健・福祉の機関の方々と密に連携をはかりながら支援をおこないます。 |
Q | どんな相談にのってくれるの? |
A | 「医療費や入院費の支払いが心配」「退院後の生活が不安」「介護保険や福祉制度について知りたい」など、さまざまなご相談に応じます。 |
Q | だれが相談にのってくれるの? |
A | 地域医療連携室の相談員は2名。看護師と医療ソーシャルワーカーがご相談に応じます。 |
Q | 相談費用はいくらかかるの? |
A | 相談費用は無料です。 |
Q | 相談内容を内緒にしてほしい |
A | 秘密厳守なのでご安心ください。 |
Q | 相談方法は? |
A | 来院、電話((086)722-0525)での相談をお受けしております。 受付は、平日(月~金)の8時30分~17時15分です(祝日、年末年始を除く)。 当院は、以前より地域包括ケアを実践するように心掛けております。患者さんの立場にたって業務を行っています。 |